例3:説明テキスト文字列を使用してプロパティを拡張する

「吊り天井高さ」プロパティ値(「例2:演算子を使用して要素パラメータを変更する」で作成)に、どこに表示してもこのプロパティを説明するテキスト文字列を追加します(例:ゾーンスタンプ上)。

1.プロパティマネージャーで、「吊り天井」という名前の新規プロパティを作成します。

2.そのデータタイプを[文字列]に設定します。

3.[数式]オプションを選択します。[数式エディタ]が表示されます。

4.最初に「CONCAT」関数を追加します。関数の説明のとおり、CONCATは2つの文字列を結合する場合に使用します。

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5.CONCAT関数を追加して、その上にカーソルを合わせると、参照用の構文例が表示されます。

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このCONCAT関数には、文字列タイプの一連の引数を指定し、外側を括弧で囲む必要があります。

6.1番目の引数として、吊り天井高さプロパティを追加します([パラメータとプロパティ]をクリックし、このプロパティを検索して追加します)。

7.2番目の引数として、テキスト文字列を入力し、引用符で囲みます。

8.問題が発生したことを示す警告が表示されます。

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1つの引数のデータタイプが不正です。CONCAT関数には、2つの文字列タイプの引数が必要ですが、1番目の引数(吊り天井高さプロパティ)は長さタイプの引数です。

この問題を解決するには、吊り天井高さの値を長さタイプから文字列タイプの値に変換します。これにはSTRCALCUNIT関数を使用します([関数]ポップアップの説明を参照)。

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9.数式エディタでCONCATの数式を編集します(エディタが開いていない場合、プロパティマネージャーで数式を選択して[編集]をクリックするか、または[順番]ウィンドウ内の数式をダブルクリックします)。

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10.既存の数式内で、STRCALCUNIT関数を吊り天井高さプロパティに適用します。

STRCALCUNIT関数の値を括弧で囲んでください(STRCALCUNIT関数の上にカーソルを合わせると、構文例がポップアップで表示されます)。

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11.引用符内の2番目の文字列にスペースと括弧を追加すると、1番目の引数から離して設定することができます。

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12.[OK]をクリックして、数式エディタを閉じます。

13.全ての空間分類要素のプロパティの使用可能な分類を定義します。

14.[OK]をクリックしてプロパティマネージャーを閉じ、新規プロパティを保存します。

15.「吊り天井」のプロパティ値をゾーンスタンプに表示します。

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