エネルギー評価用の内部空間ゾーン

内側のゾーン組み立て法のみを使用して、建築物の全ての調整済み空間にゾーンを作成します。エネルギー評価は、手動の組み立て法で作成されたゾーンとの互換性を持ちません。ゾーンは周囲要素の表面に隣接する必要があるため、エネルギーモデリングでは基準線のゾーン組み立て法は適用できません。

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3Dゾーン境界

ゾーンを平面図に配置する場合、ゾーン境界によってゾーンを完全に囲む必要があります。

ARCHICADの全ての壁(断面形状のカーテンウォールを含む)は自動的にゾーン境界として動作します。

下部または上部のゾーン境界としてスラブを使用する場合、水平ゾーン表面がスラブの内側に接するようにゾーンのレベルと高さを設定します。

屋根、メッシュ、シェル、モルフ、またはARCHICADライブラリオブジェクトをゾーン境界として使用する場合、ゾーンの作成以外にも操作が必要です。このような場合、以下の操作を実行します。

屋根、メッシュ、シェルのゾーン境界要素を完全に越えるように、ゾーンを手動で描画します。

[デザイン]→[接続]メニューにある[要素を切り取り]や[ソリッド編集]などのコマンドを使用して、選択したゾーン境界でゾーンの形状を設定し、これらの接続を確立します。

//helpcenter.graphisoft.co.jp/wp-content/uploads/ac22_help/100-energyevaluation/Walls_as_zone_boundaries.png    //helpcenter.graphisoft.co.jp/wp-content/uploads/ac22_help/100-energyevaluation/Walls_and_line_as_zone_boundaries.png

2Dゾーン境界

平面図に2Dゾーン境界として線を定義することもできます。ゾーン境界として使用する線を選択し、[選択した線の設定]ダイアログボックスの[ゾーン境界]チェックボックスをオンにします。

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線をゾーン境界として定義する必要があるシナリオは複数あります。次に例を示します。

躯体およびシェルプロジェクトの外周ゾーンのモデリング

建築物のアトリウム

複数のフロアレベル/屋根レベルが大きく異なる空間

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ゾーンを更新

ゾーンまたはゾーン境界の形状の変更後に、[エネルギーモデル再検討]パレットの左上隅にある[ゾーンを更新]コマンドを使用します。これにより、エネルギーモデルは最新状態のARCHICADモデルを反映します。

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ゾーンのモデリング規則

各ARCHICADフロアで個別のゾーンを持つ複数階の内部空間(階段のブロック、アトリウムなど)をモデリングします。

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断熱壁は、加熱空間を隔てる建築物の外郭構造の壁です。これは熱を遮断するため、断熱と呼びます。一般的な例として、隣接する家や他の建築物を隔てる防火壁があります。

このような場合、ARCHICADゾーンを使用して建築物に隣接する他の建築物の表面をモデリングします。プロジェクトの各フロアで個別のゾーンを使用します。