フリーズ

by Michitaka Kiriki · 最終更新日: 2018年11月2日

“フリーズ” や “ハングアップ”は、コンピュータまたはソフトウェアが何らかの原因によって応答しなくなる状態です。ARCHICADが操作に反応しない状態(PC上で砂時計が表示されたり、Macでビーチボールが表示されたりする状態)が必ずしもフリーズしているとは限りません。単に処理を行っている途中の場合もあります。”ビジー”状態では、ARCHICADが反応しない場合がありますが、ARCHICADはOSによって開始されたイベントに応答しています。ARCHICADがフリーズした場合は、システムイベントにも応答しなくなります。


PC上でフリーズを確認する一般的な方法

ARCHICADで動作している実行中のプロセスはダンプファイルに記録されます。残念ながら、ダンプファイルはデバッガを用いて人間が読み取るだけであり、ARCHICADがコンパイルされた際に作成されるシンボルテーブルです。ダンプファイルに記載されたデータはGRAPHISOFT社の開発者のみが調査できます。

Process Explorerからミニダンプファイルを作成する

ほとんどの場合の最善の解決策は、ミニダンプファイルと呼ばれるファイルを作成することです。

  1. Process Explorerを使用します (無償ツール; システムのモニタリングと検査を行うユーティリティの1つhttps://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/process-explorer )
  2. フリーズしたARCHICADのプロセスを選択します。
  3. 右クリックし、次を選択します:Create Dump -> Create Minidump
  4. 6-8秒で4-5つのMinidumpファイルが作成されます。

Process

{i} いくつかのプロセスダンプファイルのほうが1つのダンプファイルよりも開発者にとって役に立ちます。多くの場合、ダンプファイルの価値は作成するタイミングに関わります; ある時点のダンプファイルは他の時点よりも情報よりも有益な情報がある場合があります。より多くのダンプファイルがあれば、開発者はCPUによって実行されている命令を比較できます。この平均化されたビューは稼働中やロックの原因をより知ることができます。

Macでフリーズを確認する方法

Macでのフリーズを調べるには、ARCHICADのテクニカルサポートに下記のデータを お伝えください:

  • 問題の詳細をお伝えください(どれくらいの頻度で発生するのか?問題の発生する前にどのようなことを行っていたのか?)
  • 4-5つのプロセスサンプル(下記参照)
  • ハングアップしたログ(下記参照)

プロセスサンプル

ARCHICADがフリーズ中に、アクティビティモニタを開き、ARCHICADプロセスを選択します。そしてサンプルプロセスアイコンをクリックします。ARCHICADから数秒間のサンプルを取得し、テキスト形式で表示します。 保存をクリックしてTXTファイルに保存します。この手順を繰り返して、3-4つのサンプルを作成してください。

Activity Monitor

ハングアップのログ

サンプルの作成ができたら、ARCHICADを強制終了させます。これでMacのレポートが開くはずです。(注:これはテントウムシのアイコンのARCHICADの GSReporterではありません。Macのレポートが表示されない場合は、ARCHICADは技術的にはフリーズしていない状態ービジー状態でした。

reporter.png

レポート…をクリックして表示されるウィンドウから問題の詳細タブを選択します。ここからテキストをコピーして、テキストファイルに貼り付けます。

Details

 


ARCHICAD 既知の問題

定期的にフリーズしてしまう

問題

ARCHICADが一定間隔でフリーズします。 場合によっては、ARCHICAD20が180秒ごとにフリーズします。特定のプログラム、例.GSReport.exe (ARCHICADのクラッシュレポートのアプリケーション)を起動するとARCHICADのフリーズを解除できます。

原因

問題の原因は誤動作するUSBドライバが問題でした。

解決方法

ドライバを更新すると問題が解決します。同様のフリーズが発生する場合は、USBデバイスとドライバを確認してください。


複数のインスタンスの実行中に動作が遅くなる、もしくはフリーズする

原因

複数(2つ以上)のARCHICADインスタンスを並べて実行している場合に スローダウンもしくはフリーズが発生する場合があります。このような場合は、ナビゲータのデータを交換できるため、1つの図面を他のプロジェクトに配置することができます。

  • pdf error

原因

ARCHICAD17では、DWG発行セットを処理する際に問題がありました。ARCHICADが発行するためには、それぞれの要素を通過する必要があります。

大砲方法

最終的な解決方法がリリースされるまで、以下のどちらかをお試しください:

  • 1つのARCHICADインスタンスのみを開く
  • 一時的に全ての発行セットをPDF(例)に設定し、それらを発行する時にのみDWGもしくはDXFに変更して発行する
  • 2つのARCHICAD間の通信を無効にします。これにより、いくつかの機能が使用できなくなります(例.図面を別のプロジェクトに配置する等)プロセス間通信(IPC)を無効にする方法:
    • preference setterを使用してレジストリを編集します。PrefSetter(英語) もしくは RegEdit(英語)を参照ください。ARCHICADの主な設定のplistを開きます:
      • OSX: ~/Library/Preferences/com.graphisoft.AC-64 17.0.0 JPN v1.plist
      • WIN: Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\GRAPHISOFT\ARCHICAD-64\ARCHICAD-64 17.0.0 JPN R1\IPCConnection
    • IPCConnectionを参照し、disable keyをtrueに設定します。
    • ARCHICADを再起動します。

{i} 注: この問題はARCHICAD17内のアップデートで修正されています。