計算/一覧表 – トラブルシューティングガイド

by Tatsuro Kawai · 最終更新日: 2017年6月9日

既知の問題

複合構造壁を変更した場合に材質一覧表での結果が正しくない結果となる

影響のあるバージョン: 19,20 | 重要度: 対応策あり | ID: 190411

問題

材質一覧表内で複合構造壁を、現在の層より少ない他の複合構造に変更した場合、空の行が作成されます。Surface schedule before composite change

Surface schedule after composite change

解決策

対応策: 壁の設定から複合構造を変更する、もしくは一覧表で変更した後に、一覧表を更新します(Windowsの場合はCTRL-SHIFT-ALT-R on windows、Macの場合はCMD-SHIFT-ALT-R)。

モルフの面積(フロア毎)がプロパティにリストされない

影響のあるバージョン: 19 | 重要度: 対応方法なし | ID: 198921

{i} 注記: ARCHICAD 19 製造番号 5005のアップデートで修正されました。

問題

モルフ要素の面積(フロア毎)が要素一覧の結果に表示されない。

ゾーンコンポ―ネントの古いリストが保存されない

影響のあるバージョン: 17 | 重要度: 対応策あり | ID: 167825

{i} 注記: ARCHICAD 17 製造番号 6004のアップデートで修正されました。

問題

古いリスト: リスト設定/ 複製もしくは新規作成を行うと、「ファイルを出力できません。権限エラー」のメッセージが表示され保存に失敗する場合があります。

原因

2つのシナリオが考えられ、その両方に問題があります。

* ライブラリにロードされているリストスキームを編集する場合、新しいリストがこのファイルに追加されようとします。

        • .lis もしくは listset.txtファイルはProgram Files内にあり、ARCHICADは上書きする権限がないため、その結果上書きに失敗します。これらのファイルがコンピュータ上の他の場所に移動した場合、この問題は発生しません。

* 読み込まれたリストスキームがない(既定のファイルを編集している)場合、デフォルトのlistset.txtが埋め込みライブラリに作成され、新しいリストがこのリストに追加されます

        • 最初のlistset.txtが作成されるときは、エラーメッセージは表示されません。 しかし、ファイルが再オープンされ、スキームが編集されると、最初のケースのシナリオと同じエラーメッセージが表示されます。

対応策

        • Program Filesフォルダの外にフォルダを作成します
        • リスト設定で複製もしくは新規作成します
        • 作成したフォルダにファイルを保存するよう選択します
        • もし “出力ファイルに書き込めません。書込権限エラー”のメッセージが表示された場合、無視してください。
        • ライブラリマネージャーでリンクされたライブラリとしてそのフォルダを読み込みます
        • リスト設定のダイアログを開きます
        • 作成したいリストが新しいセットとしてドラッグできます
        • OKをクリックします
        • もし “出力ファイルに書き込めません。書込権限エラー”のメッセージが表示された場合、無視してください、それらのメッセージは新しく作成されたファイルでは以後表示されません。

一覧表パラメータの耐火設定

影響のあるバージョン: 14 | 重要度: 対応策あり | ID: 120705

ドア/マドの設定内に防火設定は2つのオプションがありますが、それらの接頭部分は一覧表では表示されません

011.jpg

11.jpg

両方のパラメータを1つのフィールドに表示させたい場合、次のリストパラメータを使用します: AC_? MarkerText _5.

 

003.jpg

このパラメータを一覧表に追加した場合、一覧表内に接頭の番号が表示されます。

 

04.jpg

 

追加情報

要素の層面積と表面積との違いは?

  • 層面積はどれくらいの購入に必要な面積等という事ができます。(例. 断熱材).
  • これらは投影された面積で、実際には存在しません。
  • 表示の設定には依存しません。

それぞれの単層、複合構造の要素がどのように計算されるかの詳細の説明は こちらでご確認いただけます。

  • 表面積はファサード、塗装、クリーニング、太陽光、空気、水等の説明用面積の計算に使用します。表面のマテリアルやビルディングマテリアルの属性に基づきます。
  • 連動一覧表内での可視設定は数量の値に対して何の影響もないため、お好みの見え方に応じて一覧表の定義の設定を行う必要があります。例えば、レイヤー設定や新しいレイヤーセットの実際のビューになります。露出している表面の値の場合、一覧表にしたいお好みのモデルの見え方にレイヤーセットの設定を個別にする必要があります。

材質カタログについての詳細は、 the ‘Create Schedule of Surfaces’ section もしくは the ‘Schedule of Finishes’ sectionをご覧ください。

双方における重要事項:

  • 優先度ベースの接続はレガシーモードでは動作しません。
  • ”以前の”リストは動作しません。
  • GDLスクリプトやODBCは動作しません。
  • 膜/厚さ0の層はBIMルールに準じていないためサポートされていません:少なくとも0.01mmの厚さを層に設定する必要があります。
  • 薄い層の場合:両面が考慮されます。
  • 一覧表に表面とする視覚的なフィードバックがないため、そちらにはレイヤーを設定するひつようがあります。
  • 空気層はビルディングマテリアルとしてみなされます。
  • レイヤーセットは必須です。
  • 露出された領域の設定:これはARCHICAD19からの新しい項目で、 最初に設定するフィールドです。

どうして断面形状の壁の材質の一覧表で間違った結果が表示されるのですか?

問題

断面形状の表面を計算したいが、期待された結果を得ることができない。

対応策

以下の点を確認ください:

  • 断面形状が必要な構成要素に表示されない場合、断面形状マネージャーでコンポ―ネントを選択し「構成要素表面積のリスト」にチェックを入れる必要があります。(また、構成要素に表示したくない要素(例.空気層)は、チェックを外します)
  • 計算したい表面が断面形状の基準線と平行でない場合は基準線を回転させる必要があります

 

一覧表のフィールドで使用可能なパラメータはどこにありますか?

問題

一覧表に必要なフィールドの設定で追加パラメータが見つからない場合があります。一覧表のフィールドで使用できるすべてのパラメータがリストされたダイアログがあります。

原因

ARCHICAD19よりこちらに移動されました。

解決策

追加」ボタンをクリックすると、使用可能なパラメータダイアログにアクセスできます。

 

露出されている面積を正しく設定するには?

  • 3つの点のある小さなボックスをクリックすると露出されている領域を設定できます。

  • 全ての要素がリストされるためには、表面を仕上げと見做す必要があります。
  • ビューのレイヤーセットはこちらでは考慮されないため、レイヤーの組合せを最初に設定する必要があります。

露出された表面積が材質一覧表で想定した値以上になってしまう

問題

露出された面積は、開口部分の露出面積も含まれますが、ドイツやオーストリアの基準とは合致しません。
余分な材質の面積は枠の上部の領域から来ており、露出された面積として戻ります(画像内の黄色い輪郭線を確認ください)

解決策

ARCHICAD19では、こちらの方法で計算されており、上部/下部/変/端/内側/外側の面を基準として設定することはできません。
対応策としては、窓枠のない開口を設置する必要があります。それのモデルを基準に計算を行ってください。

今後のリリースで対応策を開発中です。

材質一覧表ではリノベージョンの上書きされた表面の名前が表示される

問題

材質の一覧表を開いた場合、その要素の実際の表面の材質の代わりにリノベージョンの上書きされた表面の名前と色が表示されます。

原因

一覧表は大抵異なるリノベーションフィルタが提要されます。一覧表のリノベーションフィルタが上書きされている場合、3Dでの材質上書きが表示され、ARCHICADでは一覧表にもその表面が使用されます。

解決策

一覧表を開いた後で、リノベーション上書きのないリノベーションフィルタに変更します。ARCHICAD19の次の通常のアップデートでこの問題を修正予定です。

ARCHICAD17の壁の表面積が優先度ベースの接続で計算される

問題と原因

ARCHICAD17の優先度ベースの接続では、壁の面積計算が変更されました。

  • AC16

 

 

 

 

 

 

 

  • AC16まではL型の接続はコーナーの接続は45度で留め継ぎされます。2つの外側表面積結果は同じになります。

troubleshooting-wallareacalcmethod17--2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • AC17では、L型接続では1つの壁がほかの壁より優先され(実際の建物環境により類似しています)、そして壁の端部は面積にカウントされません。そのため、壁の領域は均等ではなく、誤っているように見えます。

解決策

  • 設計の進捗に通じて、複合構造に薄い層の塗装を適用することができ、したがって面積の計算が正確になります。次の画像のように細い端部の領域は小さく、計算にでは重要ではなくなります。

troubleshooting-wallareacalcmethod17--3

 

 

 

 

 

 

 

 

考慮すべき2つの重要な点があります:

  • “プロジェクト設定”の少数は1に設定します。
  • 計算のための層の厚み最小値は0.1㎜にします。

troubleshooting-wallareacalcmethod17--5

モデル要素の接続や表面の手法を以前のレガシーに戻す方法(ARCHICAD16以前のように)

問題

時々、以前の古い機能を使用したいと思うことがあります: レガシーの仕上の手法は仕上が要素レベルのみに設定されることを意味します(それらはARCHICAD17より提供されているビルディングマテリアルからは設定されません。)-断面形状の場合を除いて。

解決策

こちらの機能は、[オプション]  > [プロジェクト設定] > [レガシー].
モデル要素に以前の包絡処理法と材質を使用にチェックを入れます。

ですが、レガシーの包絡処理モードを有効にすると、下記のARCHICADの機能が使用できなくなる点にご注意ください(ARCHICAD19 新機能):

    • 材質ペインター
    • 材質一覧表

情報ボタンで以前のレガシー包絡処理の動作を確認できます:

プロジェクトのフロア設定からオフセットされたフロア上の開口の予期しないラベル/一覧表

問題

時々、建物のある領域を標準の階高から垂直方向にオフセットする必要があります。同様にスキップフロアの場合や、2つ以上の建物が含まれる 作業も同様です。

オフセットされたフロアにあるラベルは想定された結果が表示されない場合があります。ドア/窓の一覧表では、オフセットされたフロアの正しいゾーンやフロアに要素がグループ化されないことがあります。

原因

ARCHICAD15 のホットフィックス4以前では、このようなドアや窓は、形状単独で所属するフロアが決定されていました。つまり、開口高さとフロア設定とが比較されていました。開口形状の中心がどのフロアに所属するかで決定されていました。

下の2階建ての矩形を使用して以前の振る舞いを簡単に例示します。右側のモデルはフロア設定より低いオフセットされています。壁の上部はまだフロア2に所属しています。

wallheight1n2_80.png

ですが低くオフセットされた開口はフロア2ではなく、1つ下のフロアのフロア1に所属されます。

doorOnStory1n2_80.png

このルールは、立面図で見ると開口がどちらに所属しているかよりわかりやすいです。

StoryElevaton_80.png

この振る舞いは、ラベル配置と一覧表で問題が発生します。下図はドアが所属しているゾーンを表示する寸法マーカーを使用しています。ユーザーは両方のドアが所属している”Groundゾーン”と返ってくることを期待します。矩形の建物はフロア設定より低いため実際にはゾーン名は下のフロアのゾーン名を返します。

A schedule that groups doors by zone will show one door in “Ground Zone” and one in “Basement Zone.” More than likely this is not the intention of the Architect.

doorWrongZone_80.png

ドアはフロアとゾーン境界を調べることによってドアがどのゾーンに属しているかが決定されます。上の3Dパースウィンドウの図のようにドアはフロア1に属していると認識しています。これは関連するゾーンが”Ground ゾーン”ではなく、”Groundゾーン”と認識している理由です。

解決策

ドアの所属する壁からフロア情報を取得するのが解決策です。ドアを含んでいる壁はフロア2にあり、そのためフロア2に壁もみなされます。

ARCHICAD15でこの機能を有効にするには、レジストリキーを追加し、少なくともホットフィックス4 build 3898以降でなくてはなりません。下記はレジストリエディタの例です。

UseStoryOfSingleStoryWallForOpenings_80.png

{i} HKEY_CURRENT_USERSoftwareGRAPHISOFTArchiCAD-64ArchiCAD-64 15.0.0 XXX R1Modeling Freedom. “XXX” はお使いの地域を指します.
UseStoryOfSingleStoryWallForOpeningsのキーを追加する必要があります。.DWORD値とし値は1とします。

ARCHICAD16では、初期設定で新しい振る舞いとなります。以前の振る舞いを好む場合はModeling Freedomフォルダに、“DoNotUseStoryOfSingleStoryWallForOpenings”のレジストリキー(DWORD値)を作成し、”1″を設定すると以前のARCHICAD15のルールとなります。

解決策 (重要な注意点)

ARCHICAD16のデフォルトの振る舞いでは、開口はそれを含む壁が所属しているフロアの情報を使用します。ARCHICAD15同様に、上記のレジストリキーを追加して値を”1″に設定すると、ARCHICAD15で開口の所属する壁の配置フロアをもとにフロアの値を表示します。複数フロアにまたがる壁の配置フロアは1つですが、その中の開口はいくつかのフロアにまたがることができます。そのため、この新しい振る舞いが提供される前のように関連するどちらのフロアに開口が配置されるか考慮することが重要です。

2つの平面図表示に関するオプションはどのように開口のフロアの値を決めるか重要になります。

  1. 表示フロア
  2. 平面図表示

複数フロアにまたがる壁の好ましいのは平面図表示オプションの表示フロアを“関連フロアすべて”に設定します。. この設定はほとんどの場合での有効な設定です。この設定は開口がどのフロアに設置されているか幾何学的に計算するのに十分です。

具体的には、開口を含んでいる壁のフロア情報を取りたい場合は、この新しい振る舞いを使用し、それから表示フロアでは”配置フロアのみ”を使用し、平面図表示では“シンボル表示”とします。

こちらが壁を配置フロアとした開口のフロアの例です。

HomeStoryOnlySymbolicCut_80.png

同じモデルを使用して幾何学的なルールをARCHICADに使用できます。どちらかもしくは両方のオプションを変更することで幾何学的なルールに従います。ARCHICADではこれらの変更が行われたことで、ARCHICADでは、現在のフロア設定ではドアはgroundフロアにはなく、besementフロアにあることが設計者にはっきりとわかります。

AllRelevantStories_80.png

感覚的に、ドアは予測されるゾーンの情報も正しく表示されます。

AllRelevantStoriesBasement_80.png