IFCについてのよくある質問

by GRAPHISOFT · 最終更新日: 2015年12月11日

IFCおよびMVDとは何でしょうか?

IFCファイル形式はISO認定とIAI(BuildingSMART)によって開発されています。IFCは、BIM(ビルディングインフォメーションモデリング)で使用される唯一のオープンかつ標準的な3Dオブジェクト指向の交換形式です。IFCは、すべてのソフトウェアベンダーに無料でご利用いただけます。

IFCはマテリアルやプロファイルや機能といったそれぞれの要素のカスタムデータを格納したプロジェクトの全ての要素3D形状を提供します。様々な分野で使用されるアプリケーションが、IFCデータベースから簡単に素早くフィルタリングおよび関係性の特定、分野個別の情報を識別できます。

コー​​ディネーションビューは、buildingSMART Internationalによって開発された最初のモデルビュー定義(MVD)であり、現在IFCスキームのビューで最も開く実装されています。コー​​ディネーションビューの主な目的は、建築、構造、そして建築サービス(メカニカル)の分野のビルディングインフォメーションモデルの共有を可能にすることです。それは、空間構造、建物、およびこれらの分野間で設計情報を調整するために必要とされる建物要素の定義が含まれています。IFC2x3コーディネーションビューはArchiCADにデフォルトで組み込まれサポートされています。

コー​​ディネーションビュー(表面形状)は簡略化されたコーディネーションビューの発行形式(サブセット)です。この形式は、表示、デザインの調整、設計での干渉の防止、および干渉チェックに適しています。(全てのIFCビューワーがこの形式をサポートしているためです)”コーディネーションビュー(表面形状)”は全ての要素がBREP(境界表現)ジオメトリを使用してエクスポートされることを意味します。この手法は、要素の実際の形状とともに個別の断面やソリッド編集の接続を再現する方法です。(しかしながら、要素のパラメータは失われ、IFCファイルにインポートされたBREP要素は編集不可能な要素に変換されます)

buildingSMART Internationalとは他の組織や開発チームによる他のモデルビュー定義(コーディネーションビューの拡張版)がいくつかあります。例としては、調達局(米国GSA)および上院プロパティによって要求/サポートされている”コンセプトデザインBIM2010”MVDです。もう1つの例は、”FM Handover” MVDです、それはbuildingSMARTによって建物モデルとCOBie2の定義書に提供された入力データを通してファシリティマネジメント情報の交換に開発されました。追加されたMVDはコーディネーションビュー標準を超えてさらに多くのIFCデータを提供するプログラムが必要です – 分類基準、空間定員、担当と特定のプロパティセットやプロパティなどを含みます。ArchiCADのIFCのインタフェースは、これらのデータ型を定義し、エクスポートおよびインポートすることができます。その結果、ユーザーは例えばUniFormatによるGSAの固有の分類や各種OmniClassクラス等の項目を満たすことができるようになります。

すべてのモデルビュー定義は、追加の交換要件をサポートするモデルビュー定義のアドオンによって拡張することができます:

  • Quantity Take-offアドオンは全ての空間と建物要素をの基本数量を変換する機能を追加します
  • Space Boundaryアドオンは熱やエネルギー解析でモデルをサポートする空間の関係性を建築建築要素に追加します。
  • 2D Annotationアドオンは2D要素の表現や建物モデルの注釈の変換をサポートします

ArchiCADは、これらの追加のデータ型をすべてサポートします。

詳細は、以下を参照ください:

IFCはどちらがサポートしていますか?

オープンなIFCプラットフォームでは、ArchiCADはメジャーから地域まで構造やメカニカル、エネルギー解析アプリケーションと幅広くコミュニケーションできます。

現在のアプリケーションのIFC互換性については以下のサイトをご覧いただくか、コンサルタントにお問い合わせください:

  • buildingsmart-tech.org
  • en.wikipedia.org/wiki/Industry_Foundation_Classes
  • www.ifcwiki.org

IFCモデルはどのような情報を伝えますか?

  • 建築の階層(プロジェクト、敷地、建物、階、要素)
  • 要素タイプ(壁、スラブ、柱、梁、屋根、階段、ゾーン等)j
  • ジオメトリ
  • レイヤーシステム
  • 標準および(アプリケーション依存の)カスタムIFCプロパティ(材質、色、断面、防火など)
  • 接続

”リファレンス コンセプト”とはどういう意味ですか?

各分野が作成したモデルは個々に責任があります。”リファレンスモデル”は規律があることを意味します – 例として構造エンジニアの場合ですが – 建築モデルを構造モデルの初期の基に使用します。構造モデルは単独のモデルとして作成され、いくつかの初期の設計情報は建築モデルから引き継がれます。

2つの分野のモデリング概念が異なる場合:例として、意匠設計の中では建築家は2つの階の柱を1つとしたり、連続する梁要素としてデザインします。一方で、構造エンジニアは、構造柱を2つに分割し、それらの最終的な構造の材質や断面を定義します。

このような2つのモデルの違い(と2つの分野の様々な責任)が効果的に管理されるならば、1つの分野のモデルは他の分野の環境で編集が制限される必要がありますが、それらの要素とデータは必要な際にアクセスできる必要があります。IFCはどちらの要求も満たしています。

ArchiCAD14では、ArchiCADのユーザーインターフェイスはリファレンスモデルコンセプトに基づいており、使いやすいです。建築モデルに挿入されたIFCモデル要素は保護されたリファレンス要素として作用し、異なるレイヤーの交差の優先度が割り当てられますが、全ての関連されたデータに商会できアクセスできます。要素自体は、建築モデルに追加することができます:IFCを使用してArchiCADにモデルをインポートすると、インポートされた要素は自動的にArchiCADのネイティブの要素(ArchiCADの柱、梁、スラブ、壁、階段等)に解釈されます。したがって、必要に応じて、インポートされた要素は、すぐに編集することができます。

IFCでArchiCADがサポートしていない機能はありますか?

ArchiCADは多くのツールと規律のあるIFCベースのコラボレーションを簡単に使用できるインターフェイスが付属しています。ArchiCADのIFCに関連するスキルの詳細情報は以下の記事をご覧ください:

最も重要な機能は以下です。

  • 要素分類

より正確なモデルのマッピングについては、あなたはそれらの “IFC type”でArchiCAD要素を分類することができます。各ArchiCAD要素タイプは、IFCのデフォルトの対応( “自動”オプションを使用する場合に使用)がありますが、特定の要素に他のIFCのタイプを割り当てることができます – 例えば、異なるタイプの要素をモデル化するのに別のツールを使用します、天井を作成するのにスラブツールを使用する等。

構造分野のパートナーと協力して”構造機能”分類は構造耐力要素を追加できます。またそれによって、コラボレーションプロセスを合理化するのにIFCモデルを構造耐力要素のみをエクスポートするよう制限できます。

”位置”の分類はモデルを建物の位置(インテリアまたはエクステリア)を区別することができるパートナー(例.エネルギー解析者)に送ることができます。

分類基準(IfcClassificationReference)はカテゴリにIFCの要素を配置するのに使用できます。全てのプロジェクトの要素(建物、階、建物要素やゾーン)の項目に参照識別、分類名属性や他のオプションのパラメータを割り当てられます。例えば、米国のGSA標準カテゴリであるOmniClassのような建物要素の分類などです。

IFCの割り当て(グループ、ゾーン、アクター、スペース占有者)を異なるプロジェクト要素間の関係性の定義に使用します。各割り当てタイプは、独自の属性および標準/カスタムIFCのプロパティを持つことができます。

  • IFCデータの取り扱い

チームワークでも単独プロジェクトでも、IFCデータの取扱いの容易さは要素レベル(要素の設定)およびプロジェクトレベル(IFCマネージャー)どちらでも行うことができます。 IFCのプロパティはArchiCADネイティブなので、、次の機能が利用できます:

  • 検索と選択コマンドで任意の要素のIFCプロパティを検索
  • 連動一覧表で任意の要素のIFCプロパティをリスト
  • パラメータの取得/置換ショートカットやコピー&ペーストで別な要素にIFCプロパティを転送

  • ホットリンクされたモジュールのIFC内容を照会し、リスト
  • ArchiCADライブラリプロパティと標準/カスタムIFCプロパティとの間にマッピングができます。
  • 等。
  • 様々なワークフローのためのソリューション

ArchiCADは様々なワークフローのソリューションを提供:リファレンスモデルコンセプト(結合とホットリンク);IFCを別の新しいプロジェクトとして開く(開く);インポートしたモデルバージョンとの”比較と結合”(IFCモデルの変更を研修つ);そして、フィルタリングした、もしくは全体のモデルのエクスポート(名前を付けて保存)。

それぞれ、全てのIFCファイルバージョンをサポートしています:IFC、IFCXML、IFCZIP

ユーザーフレンドリーな”1クリック”のIFCインポート/エクスポートおよび主なソフトウェア(Tekla Structures、Revitなど)や地域にエンジニアリングソフトとの最適化されたデータ変換の定期済みでカスタマイズ可能なトランスレータが提供されています。

  • モデルのエクスポート

全体現在のArchiCADプロジェクト、または単にそのフィルタリングされたコンテンツは、IFC形式でエクスポートすることができます。フィルタリングは、現在のプロジェクトのビューでの選択や、表示レイヤー、建物の階層、ドメインタイプ(構造、HVACやカスタム)、要素タイプ(例.柱、梁等)によって行えます。 例えば、IFCビューワーに”簡略化されたBREP”(境界表現)ジオメトリのエクスポートを使用すると、全ての要素プロパティを含めることなく要素の内部交差やソリッド編集を幾何学的に表示させます。

  • モデルのインポート

別のアプリケーションから得られたIFCモデルは常にネイテ ィブのArchiCAD要素に変換されます。同時に、それらは自動的に各々の保護されたレイヤー(編集できないようロックされた)に配置されるので、参照としてインポートされた要素を使用することも可能です。入力された要素や変種された要素はネイティブの形式に変換されるので、例として、構造モデルを受け取った場合、それらのプロパティ(例、材質、プロファイル)を保持しながら、建築モデルのアクティブな部分になります。

  • IFCモデルのバージョン変更を検出

IFCモデルベースの​​データ交換ワークフローの一部として、 現在のArchiCADモデルに挿入し(マークアップツールを使用して)変更されたリストを検出するために、ArchiCADは2つのIFCモデルの比較できます。

IFCファイルをArchiCADにインポートするのにどの方法を使用できますか?

  • IFCモデル(もしくはその一部)を現在起動しているArchiCADプロジェクトに追加するときに結合を使用します。結合されたモデルデータはArchiCADネイティブの要素に変換され、保護、もしくは編集可能な参照として使用できます。インポートされたコンテンツは参照として使用され、ホストプロジェクトの要素から分離され、そして表示技法を選択することでオリジナルのプロジェクトデータと一緒にもしくは個別に表示させられます。

  • 開くコマンドは現在ArchiCADで開いている他のプロジェクトとは別個のArchiCADファイルとしてIFCモデルを起動します。インポートされたファイル(もしくはその一部)は後で参照として別なArchiCADプロジェクトにホットリンクモジュールとして適切な箇所に追加できます。

“IFCモデルの変更を検出”機能は何ですか?

”IFCモデルの変更を検出”と呼ばれる機能は2つのバージョンのIFCモデルの幾何学的な違いを検出します(同じプロジェクトのIFC要素のグローバルユニークIDに基づいて2つのバージョンのIFCファイルを比較します)変更によって影響を受ける要素が生成され、現在実行中のプロジェクト(プロジェクトもしくは空のいずれかを指定可能)に結合されます。変更は、ArchiCADのマークアップツールを使用して2Dと3D両方のビューで表示および管理することができます。

IFCのどのバージョンをArchiCADはサポートしていますか?

Industry Foundation Classes (IFC)はOpenBIMのためのオープンで中立的なデータ形式です。ArchiCADはインポート、エクスポート、提供される最新のIFCのデータ構造をサポートします: IFC2X エディション3(IFC 2Xプラットフォームの3番目のリリース、IFC2X3)

IFC 2×3の形式の違いは何ですか?

  • .ifc: 通常、非圧縮形式。
  • .ifcxml: パートナーのアプリケーションがオリジナルの.IFC形式を読めない場合に推奨、XMLデータベースで管理できます(予算、エネルギー計算等)こちらも非圧縮形式、通常の.ifc形式よりもサイズが大きくなります。
  • .ifczip: 通常およびXMLタイプの形式両方の圧縮されたバージョン、結果としてサイズは、平均的に元の1/4になります(ファイルサイズはモデルモデルサイズにより異なります)。

IFCファイルはホットリンクできますか?

直接ArchiCADにIFCファイルをホットリンクすることはできません。しかしながらIFCファイルを開く/結合したデータを含むプロジェクトファイルをホットリンクすると、それらはArchiCAD要素の要素として定義されるため、要素のIFCプロパティはホットリンクに含まれます。

IFCモデルのエクスポートした結果をどうやって確認できますか?

IFCモデルをエクスポートした後、ArchiCADで再度開く、またはIFCビューアで開いてIFCモデルをチェックすることをお勧めします。多くの無償のIFCビューワーがダウンロードできます、例:

さらなる情報は以下のWikiのアドレスを参照ください: http://www.ifcwiki.org

IFCについての詳細や推奨された他の分野とのデータ変換のワークフローをどちらで確認できますか?

ArchiCADヘルプの専用のチャプター(インターオペラビリティと呼ばれる)では建築家と構造/MEP/エネルギー解析エンジニアとの間の提案や効果的なワークフローを含むコラボレーションに関連するトピックがあり、IFCに関連するコンセプト、スキルや全ての機能も同様、最新のデータ変換するためのモデルを用意するArchiCADの機能が記載されています。