構成要素および記述項目の定義

特性を定義するときは、最初に、これを別の要素に割り当てるのか、特性オブジェクトの異なる特性の組み合わせの一部となるのか、またこれを使用するライブラリ部品は1つだけであるかを決める必要があります。

非常に珍しいオブジェクトの特性(例えば、カスタムメイドのトラスのコーティング)は、ライブラリ部品内でローカルに定義するのが最適です。

もっと一般的な特性(例えば、鉄筋コンクリート製のビル要素の構築に必要なセメントの量)は、特性オブジェクト内でローカルに記述する方が適しています。このようにすれば、似たような要素もこの特性を参照できます。

複数の特性の組み合わせで使用されることが見込まれる、最も一般的な特性(例えば、壁を塗るのに必要なペンキの量のような構成要素、そして一般的な安全上の注意のような記述項目)は、データベース特性として定義するのが最適です。このようにすれば、全ての特性オブジェクトがこれを参照できます。

ライブラリ部品のマスタウィンドウの左側にある[構成要素]をクリックします。ウィンドウの一番上に構成要素のコントロールが表示されます。

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新しい構成要素の行を作成するには、[新規]ボタンをクリックします。

コード、名前、数量のフィールドに値または文字列を入力して、新しい構成要素の対応する属性を定義します。

[これと比例する]の一覧で構成要素の基準数量(項目、長さ、表面積、体積)を選択します。

次の表は、ARCHICADの要素タイプのさまざまなパラメータを参照する構成要素を示しています。

基準要素

長さ

面積A

面積B

面積C

体積

(基準+反対)/2 (1)

基準(1)

反対(1)

基準+反対

合計体積

最大高さ

仕上げ

仕上げ

仕上げ

躯体+仕上げ

(左+右)/2

左側面(2)

右側面(2)

合計

合計体積

スラブ

外周

上面

下面

上面+下面

合計体積

屋根

外周

上面

下面

上面+下面

合計体積

メッシュ

外周

上面

下面

合計

合計体積

ゾーン

外周

面積

面積

面積

合計体積

オブジェクト

X軸方向(A)

0

0

合計

合計体積

ドア/窓

開口幅

幅x高さ

幅x高さ

ライブラリ部品要素の表面

ライブラリ部品要素の合計体積

注記:

1.外壁側抱きのある開口部周りの表面と外壁側抱きの奥行きに沿った表面を含む。「基準」とは壁の基準線側、「反対」は壁の基準線側と逆の側面を意味しています。

2.梁の向きによって定義される左側面と右側面。梁が垂直以外の角度で壁に接続されている場合には、左右が違う場合があります。

いくつかの値は、意図的に該当する要素リストの値とは異なっています。これは、対応付けられた構成要素は通常別の表面を基に計算されるからです。例えば、壁の塗装面積を計算したいとします。この場合、必要なのは壁のエッジ表面ではなく、基準面および反対側の合計面積になります。

特別な基準を定義するには、[これと比例する]の一覧の[カスタム]を選択します。これにより、[これと比例する]ヘッダーが指し示すフィールドがヘッダーの一番上で有効になります。グローバル変数およびローカル変数を使用してGDL式を入力してください。

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記述項目も同じような方法で定義します。[記述項目]をクリックして、ウィンドウの一番上に対応するコントロールを表示させます。

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新しい記述項目の行を作成するには、[新規]をクリックします。

コードフィールドに値を入力し、対応するフィールドにショートテキスト(最初の行)を入力します。

//helpcenter.graphisoft.co.jp/wp-content/uploads/ac22_calculation/calculation/DescriptorLine.png 

[テキスト]ボタンをクリックすると、[記述項目フルテキスト]ダイアログボックスが開くので、部品、要素、または構造の長い説明を入力することができます。この説明には、技術的なパラメータや仕様、またはその他の役に立つ組み立て指示や安全上の注意を含めることもできます。

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