CineRenderへのレンダリング/材質設定の移行

ARCHICAD 17以前からの移行

Lightworksレンダリングエンジンの代替として、 新しい時代のハイクオリティなレンダリングとして知られるMaxon Cinema 4Dをビジュアライゼーション用に搭載しました。CineRenderは、CINEMA 4D R19の評価の高いハイエンドレンダラーエンジンをベースとしているので、ARCHICADユーザーはすばやく簡単に魅力あるレンダリングが行えます。

旧バージョンのプロジェクトを開いて、CineRenderエンジンを使用する場合は次の手順を実行してください。

レンダリングの設定

旧バージョンのプロジェクトでは、レンダリング設定を3D表示の一部として保存することができます。Lightworksのレンダリング設定は、サイズパラメータ以外はCineRenderエンジンに転送されません。このようなビューに対しては、デフォルトのレンダリングシーンが提供されます。

ただし、基本エンジンとスケッチエンジンのレンダリング設定は保持されます。このような3D表示をARCHICADで開くと、次のようになります。

[ビュー設定]の3Dのみのパネルでは、レンダリングシーンは「カスタム」に設定されます。

[レンダリング設定]でもシーンは「カスタム」に設定されますが、その設定は現在のビューで保存された設定に対応しています。ただし、ARCHICAD の[シーンの選択と管理]ダイアログボックスでは同時に1つのカスタムシーンしか使用できないため、カスタムシーンを再利用するには名前を変更する必要があります。

これらのカスタムシーンには、旧バージョンの3D表示のレンダリングサイズが常に保持されます。

ARCHICADの事前定義されたレンダリングシーンについての注記

新機能を最大限に活用するために、ARCHICAD テンプレートには事前定義された数十個のレンダリングシーンが付属しています。これらは特定のレンダリングシナリオ向けにパラメータが設定されています。

ARCHICAD テンプレートの代わりに会社独自のテンプレートを使用する場合は、デフォルトではこれらの事前定義のシーンにアクセスすることはできません。ユーザー独自のテンプレートで事前定義のシーンを使用するには、次の手順を実行します。

1.テンプレートファイルを開きます。

2.[レンダリングの設定]で[シーンの選択と管理]ダイアログボックスに移動します。

//helpcenter.graphisoft.co.jp/wp-content/uploads/ac22_help/011-migrationguideolderversions/SelectManageSceneDB.png 

3.事前定義されたレンダリングシーンまたはフォルダのいずれかまたは全てを選択します。

4.[エクスポート]をクリックしてご使用のコンピュータの場所に保存します (ファイル拡張子:renderingscene)。

5.ユーザー独自のプロジェクト/テンプレートを開きます。

6.[シーンの選択と管理]ダイアログボックスで[インポート]をクリックしてシーンを取り込みます。

材質設定

基本(OpenGL)レンダリングエンジン向けに設定された材質設定は互換性があります。CineRenderの対応する材質に適用することができます

ARCHICADの旧バージョンのプロジェクトを開くと、CineRenderに対してインターナル(OpenGL)材質設定が自動的に生成されます。デフォルトでは、以前のレンダリングは3Dウィンドウ内のモデルのように表示されます

Lightworks向けに設定された材質設定は、CineRenderの材質設定に変換されません

CineRenderへの材質移行の推奨ワークフロー:

既存のテンプレートファイルがあり、CineRenderのより高度な材質パラメータを活用するために材質を更新する場合は、このワークフローを使用します。

1.ARCHICAD で[材質設定]ダイアログボックスに移動します。

2.更新する既存の材質を選択します。

3.[材質設定]で[新規作成]をクリックします。

4.新規材質を追加ダイアログボックスでカタログから設定を置換を選択します。

//helpcenter.graphisoft.co.jp/wp-content/uploads/ac22_help/011-migrationguideolderversions/Replace_from_Catalog.png 

5.付属の材質カタログまたはBIMコンポーネントポータルを参照して、既存の材質に最も似ている材質を選択してから[OK]をクリックします。

6.以前の材質設定が、新しく選択された材質設定に置き換わります(現在選択されている材質のみ)。

注記:

元の材質の名前と索引番号(属性マネージャーにリストされている)は、設定が上書きされた後も変更されません

材質にベクトルハッチ(所定のARCHICADビューで材質を表示するために使用)を含めることはできますが、この設定置換機能では元の材質のベクトルハッチ(ある場合)は上書きされません。ベクトルハッチはプロジェクト内に変更されないまま残ります(以前と同様に属性マネージャーにリストされます)。