チームワークコンセプト

チームワークコンセプト

1997年以降、チームワークコンセプトは、チームメンバー間でBIMデータを共有するためのグラフィソフト社の主要なソリューションとなっています。建築業界にとってのコラボレーションの要件は、ファイルサイズの増加、プロジェクトの複雑さの増大、およびインターネット通信の利用の拡大に伴い、時が経つにつれ大幅に変化してきました。

今日において、ArchiCADの新しいチームワークは、共同のプロジェクト作業を飛躍的に前進させるものであり、特に現代の国際的なチーム活動の需要を満たすように設計されています。この技術はクライアント/サーバーアーキテクチャをベースにしており、最大限の柔軟性、速度、およびデータ保護が確保されるようデザインされているため、チームが世界中に展開されている場合でも、大規模なプロジェクトに共同して取り組むことができます。

下図はチームワーク手法の詳細を示したものです。

ArchiCADチームワークコンセプト

このコンセプトの根本原理はクライアントサーバー技術です。ArchiCADでは、これはグラフィソフトBIMcloud/BIM ServerとクライアントとなるArchiCADで構成されます。インテリジェントサーバーアプリケーションには、プロジェクトの完全な最新のBIMモデルが保持されています。チームメンバーはローカルコンピュータで作業を行い、サーバーとローカルArchiCADの間でプロジェクトの変更内容を定期的に送受信します。送受信では、プロジェクトの完全なモデルデータではなく、修正された要素のみがネットワークを介して送信されます。その結果、データコミュニケーションが大幅に高速化され、チーム全体が並行して作業を続けることが可能になります。

このコンセプトのもう1つの重要な要素は、フレキシブルな確保システムです。個々のモデル要素とプロジェクト属性やビューなどのその他のプロジェクト関連データは、オンデマンドで確保および解放されるため、非常に動的でフレキシブルなワークフローが実現します。作業を開始する前にプロジェクト内の大きな領域を確保しておく必要はありません。ユーザーは現在必要な要素のみを確保し、作業完了後には簡単に解放することができます。

チームコミュニケーションには、組み込みの要素ベースおよびタスクベースのメッセージシステムが用意されています。

標準のWebブラウザからBIMcloud/BIM Server Manager ツールを使用して、CADマネージャは会社全体に渡ってプロジェクト、サーバー、ユーザー、役割、および責任をリモートで管理できます。サーバーマネージャの[サーバー使用状況]ページには、サーバーの状態に関する詳細なフィードバックが表示され、CADマネージャがサーバーのパフォーマンスに影響する可能性のあるリスク要素を識別するのに役立ちます。

サブトピック

チームワーク技術の評価

チームワーク技術の評価 利点 効率性: ユーザーは同時に同じプロジェクト上で作業できるため、管理可能なモデルサイズであれば、複数の単独ユーザープロジェクトまたはホットリンクに分割する必要がありません。 組織的: 作業領域の重複がありません。指定したプロジェクト要素に対して同時に作業できるのは1人だけです。チームメンバーにはそれぞれ役割と権限があります。 透過的: チームメンバーはプロジェクトの進捗状況を随時確認できます。 簡易性…