高解像度ディスプレイの互換性

by GRAPHISOFT · 最終更新日: 2014年12月19日

この記事では、GRAPHISOFT製品と互換性のあるRetinaディスプレイについて説明します。

ARCHICAD 19とRetinaディスプレイ搭載Mac

技術の進歩につれて、高解像度ディスプレイはますます一般的になっています。GRAPHISOFTではこの傾向を認識し、ニーズを満たす製品を実現しました。

ARCHICAD 19では、現在販売中のRetinaディスプレイを搭載する全てのMac(5K iMacを含む) をサポートしています。2Dおよび3Dナビゲーションの速度が改良され、Retinaディスプレイに関する一部の互換性の問題が修正されています。次の手順で[2D図面ハードウェアアクセラレーションレベル]を[フル]に設定すると、これらの改良された機能を十分に実感できます。

  • ARCHICADを開きます。
  • [オプション]、[作業環境]、[詳細再描画オプション]の順に開きます。
  • [2D図面ハードウェアアクセラレーションレベル]を[フル]に設定します。

ARCHICAD 18以前とRetinaディスプレイ搭載Mac

Retina 5Kディスプレイ搭載iMac、Macに接続される4Kディスプレイ

Retina 5Kディスプレイ搭載の新しいiMacの画面は、5120×2880ピクセルの解像度を備えています。これは、計算すると標準の27インチiMacの4倍のピクセル数です。

GRAPHISOFTの最新の検証では、ある状況においてARCHICADのパフォーマンスが低下する場合があります。

  • 2Dウィンドウの視覚的なフィードバックに一部遅延が発生することがあります。
  • 2Dウィンドウの拡大でFPSが低下することがあります。
  • トレース、参照、座標情報をオンにすると、上記2つの速度が低下し、ナビゲーション(パン)も低速になることがあります。

次の手順でARCHICADを低解像度モードにすると、Retinaディスプレイを搭載しないiMacと同じ速度になります。low res

  • ARCHICADを閉じます。
  • アプリケーション/GRAPHISOFT/ArchiCAD xxフォルダ内でArchiCAD.appを見つけます。
  • アプリケーションを選択します。
  • コンテキストメニューから[情報を見る]を選択します。
  • [低解像度で開く]をオンにします。

外付けの4Kディスプレイのパフォーマンスは、使用するMacの種類によって大きく異なります。4K互換Macについては、Appleのガイドを参照してください。最高の3D速度を実現するには、グラフィックに特化した性能をもつMacを選択してください。

GRAPHISOFTは、このような高解像度ディスプレイのパフォーマンスを改善するために、使用可能なテクノロジを積極的に研究しています。

MacBook Pro

ARCHICADはRetina MacBook Proでスムーズに動作します。最高のパフォーマンスを実現するには、NVIDIA GeForce GT 750M搭載の最上位機種の15インチモデルなど、専用のビデオカード搭載のモデルを選択します。


ARCHICADとWindowsの高解像ディスプレイ

ARCHICAD 18および19はWindowsの高解像度ディスプレイをサポートしますが、アイコンやテキストが見えにくくなることがあります(DPIによって異なります)。この問題は、OSレベルで解決されます。

Windows 7

アイコンやテキストを大きくするには、OS全体で拡大する必要があります。この場合は、デスクトップを右クリックして[画面の解像度]を選択します。表示されたウィンドウで、[テキストやその他の項目の大きさの変更]オプションを選択し、目的のサイズ(パーセント)を選択します。この設定は、ログアウト後も有効です。これらの変更を行っているときは、ARCHICADを実行しないでください。

これらの設定を適用してもまだアイコンやテキストが小さすぎる場合は、画面解像度を下げる必要があります。

Windows 8

アイコンやテキストを大きくするには、OS全体で拡大する必要があります。この場合は、デスクトップを右クリックして[画面の解像度]を選択します。表示されたウィンドウで、[テキストやその他の項目の大きさの変更]オプションを選択し、スライダを使って目的のサイズを選択します。この設定は、ログアウト後も有効です。これらの変更を行っているときは、ARCHICADを実行しないでください。

これらの設定を適用してもまだアイコンやテキストが小さすぎる場合は、画面解像度を下げる必要があります。

Windows 10

アイコンやテキストを大きくするには、OS全体で拡大する必要があります。この場合は、デスクトップを右クリックして[ディスプレイ設定]を選択します。表示されたウィンドウで、スライダを使って目的のサイズ(パーセント)を選択します。この設定は、ログアウト後も有効です。これらの変更を行っているときは、ARCHICADを実行しないでください。

これらの設定を適用してもまだアイコンやテキストが小さすぎる場合は、画面解像度を下げる必要があります。

{i} 注記:これらの設定を適用すると、アイコンの縁が少しギザギザになることがあります。これは、ARCHICADアイコンがベクトルイメージではなく、ラスターイメージであるためです。


既知の問題

ユーザーインターフェイスの表示上のバグ

問題:

Windowsで高解像度ディスプレイ(4Kなど)にアップグレードすると、メニューやダイアログに表示上のバグが発生することがあります。

解決策:
通常この原因は、アイコンやテキストのサイズを変更するときにARCHICADが開いていたことにあります。修正するには、次の手順に従います。

1. 実行中のARCHICADセッションを全て終了します。
2. デスクトップで右クリックしてコンテキストメニューから[画面の解像度]を選択し、次に[テキストやその他の項目の大きさの変更]オプションを選択します。
3. ズームを別のサイズ(150%など)にしてログオフします。
4. ログインしてARCHICADを起動します(このとき不具合は表示されません)。
5. ARCHICADを終了してズームを元の値(125%など)に戻します。
6. もう一度ログオフしてログインし、ARCHICADを起動すると、グラフィックの不具合は解消されます。


モバイルデバイス上のBIMx

iOSのBIMxの最新バージョンは、Retinaディスプレイの機能をフル活用しています。アプリケーションは、最新デバイスをサポートするようにすでにアップデートされています。

App StoreでBIMxを検索してください。

次に、HiDPI環境で実行中のBIMxのスクリーンショットを示します。

 

BIMx.jpg

イメージは再スケールされます。ここをクリックすると、クロップイメージがオリジナルの解像度で表示されます。


ARCHICAD(17以前)、BIMxデスクトップビューア

ARCHICAD 17での高解像度ディスプレイのサポート

  • ARCHICAD 17は、2Dおよび3Dデザイン環境の両方において高解像度ディスプレイで完全に機能します。

ARCHICAD 16での高解像度ディスプレイのサポート

  • ARCHICAD 16は高解像度ディスプレイで完全に機能します。フルRetina(HiDPI)モードを使用する利点は、2Dエレメントとテキストを極めてくっきりと滑らかに表示できることなどです。
  • ARCHICAD 16ホットフィックス#2(3270)では、さらに次の点が改良されています。
    • 参照のサポートの拡張
    • 3Dデザイン環境(OpenGL、Internal Engine)でのRetina(HiDPI)解像度のサポート
    • アイコンのマイナー修正

ARCHICAD 15以前での高解像度ディスプレイのサポート

  • ARCHICAD 15には、HiDPIモードで使用する際に操作性の問題があり、表示画面の外側にポップアップウィンドウが表示されることがあります。ARCHICAD 15以前のバージョンは、新しいMacBookProコンピュータではノーマルの解像度(HiDPIモードをオフ) でご利用いただくことをお勧めします。[アプリケーション]を開いてGraphisoftフォルダ内のARCHICADをハイライトします。[情報を見る]を選択して、[低解像度で開く]モードをオンにします。 詳細な手順を参照してください:http://support.apple.com/kb/HT5266